昨日14日(日)にキャプテンMocciとプチ遠征に行ってきた。

プチ遠征っていっても、今回はこの連休は仕事で仙台に泊まりになっていたので、仙台から横浜まで大型トラックで行き、もっちに迎えにきてもらう段取り。
連休という事もあり、高速はあちこちで渋滞。
その渋滞を避け、さらにちょっとしたコズカイ稼ぎのために、向かう最中に新潟に立ち寄り、関越道を抜け、圏央道→あきる野からは下道を1時間ほど走り渋滞を避けた。

今回の遠征はかなりの強行になった。

金曜日の朝起きてからは仕事の休憩時間に1時間半程仮眠しただけだったからかなりフラフラ…。

待ち合わせ場所に着いてから1時間ちょっと気を失ったように寝た。
もっちが夜中2時すぎくらいに迎えにきた。

身体があまりいうことをきかないけど、海までもっちがずっと運転してくれたおかげでただ助手席でグタ〜と座ってたからかなり身体も休まった。
もっちのドライビングテクニックはキビキビとレーシングカーに乗っているみたいなのに、乗り心地はすごく快適!

峠道ではタイヤをキュルキュルいわせてかるくドリフト走行。 でも快適

飛ばした甲斐もありポイントには5時前に到着した。

はやる気持ちを抑えきれず、5時半にはエントリー。

初めて入るポイント。

冒険をしてる様で楽しい。


沖の方は流れがあるようで海面がザワザワしていた。
まぁ、大丈夫だろ〜。軽い気持ちで沖にズンズン出る2人。

それは前触れもなくいきなりやってきた!

身体がグル〜っとドリフトする。

いきなりの激流 いや、激流を通り越した爆流だ

海面で2人は鯉のぼりの様になっていた

聞こえる音はゴーーっという海流の音のみ。


一気に流された。思いっきり強くて太い離岸流に…。一瞬で陸がわからなくなり、あれ⁈ここどこ⁇

幸いにも1人ぼっちじゃない。

川に流される流木の様に少し離れようと思ってもどうしても寄り添うようにくっついてしまう。
フロートが絡まらない様に少し距離を置いても爆流に浮く2人はいつの間にかそばに寄せられる流れ。

流されながら、「ヤバイな…、どっちに泳ぐ?」

沖は流れに加えて波も高く周りが見えない。

とりあえず、流れに逆らっても無駄なので流れに対して斜め45度くらいに身体を向けて必死でフルキック! とにかくフルキック

チラホラ見える海底が少しずつ変わってくる事に少し安心しながらハアハアと漕ぐことしばし、目印になる離れ小島に近づいた。

磯に当たる波はズドド〜んと轟音とともに砕け、真っ白な細かい泡になって目隠しをする。
白波の中には数えきれないベイトと魚のウロコの様な物がグチャグチャに入り乱れていた。

底近辺では、サンノジ・ブダイ・オジサンが流されている。

2人のオジサンは表層で流されてたまるか!と一生懸命クネクネしていたε-(´∀`; )

何度か潜行してみるもののめぼしい魚はいないし、バランスを保つのでやっとという感じ。

流れもヤバイし、陸は遠ざかるばかり…。
こりゃ、ホントヤバイな(・・;)

そう思って少し焦ってきたとき。
ふとモッチを見ると、中層まで静かに潜り、銛を構えている(-。-;
こんなヤバイのに何してるんだ! と本気で思ったが、構えた銛の先を見ると綺麗な真鯛がゆーっくりボーッと泳いで来た。
そりゃこの状況でも真鯛となれば突いちゃうでしょ(^◇^;)

見事に背中を居抜き、しっかり反対側まで貫通してチョッキが効いている。これならバラすことはないな。 ということでそばで見守る。

あの〜、取り込んで、締めてる間に島すら遠くなりましたけど…(^^;;

イヤ〜これ以上はもうほんとに戻れなくなる(・・;)

たまらずに、もっちの背中をたたき、「もうヤバイよ!めっちゃくちゃ流されてる!」「漂流はやめてもう戻ろう!」 そう言った言葉には微塵の余裕もない(°_°)

フルキックするも進まない。流されながらもなんとか島の波裏に入れた。

もっちと顔を合わせてOKサイン。

足を止めて少し休み、島の裏側に回り込んで帰ることに。
もちろん裏側もそうとう流れている。

島に少しでも近づきたいが、あまり近づきすぎたらこの高い波に岩肌に叩きつけられるだろう。
微妙な距離を保ちながら流れに逆らいやっと静かな浅瀬まで帰ってこれた。


一度エントリーポイントに戻り、あの爆流の中で仕留めた真鯛を海水氷に浸してしばし休憩。
ビーチでは家族連れがキャピキャピと海水浴を楽しんでいる平和な風景。

沖とは全く違う空気が流れている。


時間はまだ7時すぎたくらい。

まだまだイケる!
意を決して再びエントリー。 沖を目指す。

さっきとは少ししか時間が違わないのに流れはピタリと止まり平和な海になっていた。

爆流で揉まれまくったあの場所も平和に。

広く探る事が出来たけど、居るのは小さいベイトフィッシュとサンノジ・グレ・40くらいの石鯛・石垣鯛・デッカすぎるブダイ・オジサンくらい。
青物が来そうな雰囲気はあるものの廻って来ない。

波も高いし波酔いしてきた~_~;

その時、自分にもチャンスが回って来た!
55cmくらいの真鯛がフラフラと…。

静かに潜行して少し遠い気もしたけど、気づかれそうだったので、発射

ザクっ!という音と同時に真鯛ダッシュ。
スポッ・・・

チョッキが返しまで刺さっていなかった様で抜けたヽ(´o`;

悔しさで水中で叫んだ「んあァァー」

波酔いで吐きそうだけど、胃の中に何も入ってないから何も出てこない。

足もクタクタだし、もっちに帰ってるよ〜と伝えてダルダルと岸を目指す。

途中で遊びでカワハギを突いたんだけど、カワハギが一直線に逃げて行く所を当たるものなのかな〜と思って突いてみたら、シッポから入って口にチョッキの先が抜けた(゚o゚;;
まさに串刺し!

エキジットしてからホントもうフラッフラで、ウエットを脱ぐにもバランスがとれずによろめきまくり。

たぶん、人間が生きる為に最低限温存している体力を少し解放してしまった感覚…。

帰りの車の中でなんど気絶しただろう…。

たまに目に入る景色がやたらと綺麗で、山の峠道が万里の長城に見えた。

日帰り温泉を探し、何気なく寄った温泉が実はすごい所だったらしく感動。
海辺の磯に仕切りが少しあるだけのかけ流し温泉。身体を洗う場所もないし、目の前を女の人が歩いていく。
男湯の奥が女湯みたいで通路が男湯の中って感じ。
すぐ近くに広がる海を眺めて開放感抜群だったな〜。

体力も限界を超えていて、温泉にも入り、お腹が空いているのか感覚がないほど衰弱していた。
定食屋の座敷で料理が出てくるまで爆睡

料理が運ばれて来てから声をかけられてもしばらく起きなかったらしい。

床に身体が埋まる感覚だった。 高校生の頃はいつもそうだったけど、最近はあそこまでの感覚はなかなかない。


たんぱく質と、炭水化物を補充したら、頭は覚めた。でも、身体には力が入りきらない。

運転が変われないf^_^;)

結局、行きも帰りももっちのスーパードライブに甘えた。



結果、魚はとれなかったけど、本気でヤバイ潮流とかとても楽しかった。

最悪漂流しても、フロートに付けてるお茶と、もっちが獲っている真鯛でなんとかなるだろ〜

ずーっと流れ続けるわけじゃないから何時間もかければどこかの陸には上がれるでしょ。
って考えもふとよきったくらい。

それにもっちと2人! 正直心強いしなんとでもなるという気持ちになれた。
1人ならマジでアセるだろうけど。


今回のプチ遠征も最高に楽しい冒険になった。

結果とは魚だけではない。
楽しい思い出や、いろんな経験も、仲間との絆がさらに深まる 最高な得物だと思う。




今回の移動距離、仙台〜新潟経由の横浜。 横浜〜ポイントまで。
この往復で、トラックで1200キロほど、もっちの車で500キロくらいかな。


プチ?

 

海豹旅団